ヴィオラ弦に関して知識が無く、どの弦を張って良いか分からない人向けの内容になります。
これから紹介する3種類は、とりあえずコンプリートしておきたい基本的な弦と考えてください。
ドミナント
価格・・・やや安い
音質・・・★★★☆☆
音量・・・★★★☆☆
寿命・・・★★☆☆☆
なによりも安いです。
後ほど紹介するエヴァピラッツィと比べて6割くらいの値段。
余ったお金で良い松脂を買ったり、ミュートを買ったり、別のことの投資できると思います。
安いからと言って品質が低いわけではありません。
ヴァイオリンの名手、イッツァークパールマンもドミナントユーザーだったと言われているくらいですから。
のびやかで癖のない音色が特徴で、ほぼすべての楽器になじむというバランス感覚に優れた弦です。
なので、初心者にもおすすめです。
是非使ってみて下さい。
オブリガート
価格・・・やや高い
音質・・・★★★★☆
音量・・・★★★☆☆
寿命・・・★★★☆☆
発表会で、みんなに良い音色を聴かせたい! と思ったらオブリガートです。
オブリガートはナイロン弦の中では最も美しい音色を持つのではないかと思います。
その美しい音色の理由は弦の柔らかさにあると思うのですが、その反面、発音が少し遅いのが惜しい点です。
これをカバーするには少し技術が必要なため、1年以上演奏経験を積んでから使ってみることをおススメします。
詳しくは以下の過去記事を!
エヴァピラッツィ
価格・・・やや高い
音質・・・★★★☆☆
音量・・・★★★★★
寿命・・・★★★★★
「オケのトップなどをやるから音量が欲しい!」
「発表会の会場が広いので音量が欲しい!」
という人はエヴァピラッツィです。
エヴァピラッツィは自分の音を届けることに適しています。
楽器の腕を評価される可能性が高まります。「音量が大きいこと」はそれだけで評価の対象になるのです。
音色は最高級ではないものの、一定以上は保証されると言っても良いでしょう。
それなりの値段がしますから。
しかし、高いとはいっても、エヴァピラッツィは寿命が長いです。
ですから、実質上は思ったほど高くはないのかな? というのが個人的な印象です。
ちなみに、エヴァピラッツィは私が愛用している弦でもあります。
是非使ってみて下さい。
まとめ
私はこの記事を書く前は、いたって公平に書くつもりだったのですが、エヴァピラッツィ愛と深夜テンションが相まって、相当少々偏った内容になってしまいました。
しかし、決してエヴァピラッツィ以外が悪いと言っているわけではないことはご理解いただきたいです。
弦は一長一短であり、張ってみないことには分からないところがあります。
それが弦選びの難しさであり、楽しさでもあります。
ぜひ、みなさんもこの記事で紹介した3種類の中で使ったことのない弦があれば、試しに張ってみることを強くお勧めします。
弦選びを楽しむことで、ヴィオラ人生も豊かになると僕は考えています!
おしまい。
みんな、エヴァピラッツィを張ろう!!!
え?(笑)
Amazonで弦を買うことについてはこの過去記事に書きました!