ヴィオラ優遇社会?

今日もみんなでヴィオラでポン!

はい、ありがとうございました!

今日も元気に始めたいと思います、って早速書くことがないぞ~~~~

と言いつつ、文章書きたがりなんで、今日は僕がヴィオラを選んだ理由について書いていきたいと思います。

僕がヴィオラ始めたのは中学校1年生の時で、それまではピアノをやっていました。

中学いったらピアノ部みたいなのに入ろう! と意気込んでいたところ、ピアノ部が無かったんです、、、、、、落胆、、、、、

落胆

ごめんなさい、そんなに悲しくなかったです。

当時の僕は逆に

「よっしゃ、じゃあ新しいこと始めたるわ!」

と思って、吹奏楽部見に行きました。

今思えば、そもそも運動部とか見に行かない時点で全然新しいことやってないんですけどね。

吹奏楽部にいったら、トランペットを吹かしてくれました。

先輩が「ちょっとコツがわかれば、音でるよ~~~」

って言ってくれたんですけど、何回やっても

スーーーーースーーーーー

こりゃダメだ

しかもその矢先、隣で体験しているもう一人が軽々音出せていて傷ついたんで吹奏楽部はあきらめてしまいました。

今思えば、木管とかもあったのに...と少し後悔がありますが、結果的にヴィオラで良かったです。

仕方がないんで、弦楽オーケストラやっている部活を見に行ったところ、そこが部員不足で大歓迎をうけました。

ただ部屋に入っただけなのに、大勢の人から大歓声が上がるって、もうそこに入るしかなくなりますよね?

部屋に入った時点でもう負けていたわけです。

一通りの接待を受けて(中一の分際で接待受けるとか身分不相応すぎ)その次に

「何がやりたい?」

という質問をされました。

オーケストラの弦の人が「何やりたい?」と質問するとき、彼らが期待する返事は2つしかないということを今の僕なら知っています。

1つ目はもちろん

「ヴィオラをやりたいです!」

一般的にどのオケでも、演奏人口が著しく少ないヴィオラの獲得に躍起になっているため、この返答はキラーワードといっても過言ではなく、部全体に一定の驚きと安堵をあたえ、それによって返答者への接待レベルが三段くらいアップするというスーパーリプライと言えるでしょう。

2つ目は多くの人が無視してしまう返答の仕方なんですがわかるでしょうか?

それは

「なんでもいいです!」

これです。僕が「何がやりたい?」と聞かれたときに答えたセリフ。

この返事により、部側には僕をヴィオラへ誘導する正当な理由ができました。

僕は、ヴァイオリン、チェロ、コントラバスをサラッと体験させられた後、実はこんな楽器もあるという風に、ヴィオラを差し出されました。

僕は最初

ん? なんだこれは。 ヴァイオリンと同じじゃないか。

と思ったんですが、持たされると少し重い。

すると、先輩が

「足りていないんだ、ヴィオラをやろう! 初心者でも絶対できる! 頼む!」

と言ってきました。

(いやいやいやいや...まじかよ)

と思っていると間髪入れずに別の先輩が

「ヴィオラは絶対お得な楽器だよ。やっている人が少ないから、大学に入っても引っ張りだこだ。ヴァイオリンならオーディションとかあるけど、ヴィオラなら、そんなことしなくてもどこにでも入れる。むしろ、お誘いが来るくらいだ。社会人になってもヴィオラならどこかに所属するのが簡単だから続けられる。すごい楽器なんだぞー」

(確かに...下手にヴァイオリンとかチェロに手を出すと、前からやっている経験者には到底勝てないな...競争が少ないヴィオラなら生き延びていけるかもしれない)

しっかり説得されました。

そしてめでたく僕はヴィオラを選択し、今でも幸せなヴィオラライフを送っております。

みなさま、ヴィオラ奏者の一部はこのようにして取り込まれております。

参考になれば幸いです。

(本当に参考になったのか? いや参考になった人がいるに違いない。そうであって欲しい!)

終わりじゃ!


にほんブログ村 クラシックブログ ヴィオラへ

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.