ぶっちゃけた話をしますと、アマチュアにとって弦楽器というのは「課金ゲーム」みたいな側面があると思います。
僕も含め、多くのアマチュア弦楽器奏者は、そこをどうにか技術でカバーしたいと考えていると思いますが、お金をかけるだけで解決してしまう問題も実際あるのも悲しい現実です。
お金を惜しまずにガット弦を買いまくるだけで音色が違うと思いますし、良い楽器を買えば、そりゃ、良い音が出ます。
みなさん自分の技術に満足いかない中で、次はどこにお金をかけようか考えている節もあるでしょう。
しかし、「課金して失敗するのはごめんだ」「下手に課金して泥沼にはまるのは嫌だ」「楽器は不確定要素が多すぎてアクションを起こすのが怖い」「ガチャを引くのは楽しいけど怖い」「魔法石をむやみに買いたくない」「でも好きなキャラクターを出したい」「あと一万つぎ込めば出るかもしれない」といろいろ思い悩んでしまうのは仕方のないことです。
実際、例えば弦にこだわると、泥沼に陥ります。
とーにかく、本日は一つ提案をさせていただきます。
皆様の選択肢を増やすことで、悩みを増やすことになるかもしれませんが、そんなこと知らない。
弓に課金するという選択肢
弦でもなく、楽器でもなく、松脂でもなく、魔法石でもなく、私がお勧めする課金対象は「弓」です。
弓を変えると、恐ろしいほど音色が変わります。
これは文章では伝えきれませんが、ホントにホントの話です。
ウソだと思ったら、楽器店に飛び込んで試奏してみて下さい。
しかも変わるのは音色だけではありません。
弓によって、早いパッセージや飛ばしの弾きやすさが全然違います。
疑ってはいけません。
すぐに楽器店に行きましょう。
弦楽器演奏のかなめは右手である
弦楽器における右手の重要性は、少し経験のある方ならばお分かりになるでしょう。
いくら楽器が良くても左手が動いてもホールが良くてもお金があっても玉の配置が良くても、右手の運用がスムーズでないことには、弦楽器を弾きこなすことはできません。
逆に言えば、右手が上手ければ、左手は自然についてきます。(左手も十分な練習が必要ですが)
ですから、「弓」に課金する意味は大きいのです。
楽器と弓は同じ値段帯が良い、というプロ奏者もいるくらいですから、弓はますます軽視できない存在と言えます。
さあ、楽器店で試奏だ!
とりあえず、だまされたと思って楽器店に行きましょう。
手順は簡単。
自分の楽器をもって楽器店に入り、立ち合いは強く「予算10万~20万で弓を検討しています。試奏は出来るでしょうか?」と店員に告げ、あとは流れでお願いします。
もちろん予算は自分の思うように伝えれば良いと思いますよ!
ちなみに東京では御茶ノ水に行くと、良いものがそろっています。
といったところでおしまい。