ハ音記号の読み方(113やBに見える音楽記号)

ハ音記号

な、な、なんだこれは!???

これを初めて見たとき、誰もが目を丸くする。

その目は、アマゾンの奥地で発見された象形文字を見るがごとく懐疑と好奇心に満ちている。

そうだ3人寄れば文殊の知恵。仲間を呼ぶ。

しかし、3人集まったところで何も解決しない。

仲間の一人は「113」のオシャレな表記だと言い、残りの一人はアルファベット「B」のオシャレなフォントだと言う。

これでは議論をしているうちに日が暮れてしまう。

仕方ない。Google先生にきこう。

・・・

検索ワードが思い浮かばないのである。

そして苦し紛れに「113 音楽記号」と入れてみる。

すると運悪くこのブログがヒットしてしまったのである。

どうか、このまま読み続けてほしい。

そろそろ、113やBに空目してしまうこのハ音記号の正体をお教えする。

スポンサーリンク

中心がハ音の記号です

ハ音記号の中心を貫く線上の音譜がC(=ド)になります。

haonnsetumei

ちなみにト音記号ですと、このC(=ド)です。

toonnkigou

ハ音記号はフットワーク良好

ハ音記号の特徴はとにかく動く動く。

tohahekigou

(From Wikipedia)

これを見てもわかるように、ハ音記号のフットワークは他の追随を許しません。

移動範囲は、ト音記号が2箇所、へ音記号が3箇所なのに対し、ハ音記号は堂々の5箇所。

ただし実際に多く使われるのは、ト音記号は右のヴァイオリン記号、へ音記号は一番左のバリトン記号の一種類ずつです。

一方、ハ音記号も、アルト記号とテノール記号の2種類がよく使われます。

ハ音記号はよく動くのです。

haoniroiro

上がアルト記号で、下がテノール記号。

音譜はどちらもC(=ド)です。

あの、ソプラノ記号はあんま見ないんですけどね(笑)

用途

弦楽器では主にヴィオラがハ音記号(アルト記号)を用います。

チェロの高音域にテノール記号が用いられることもあります。

また、管楽器ではトロンボーンやファゴットがハ音記号を用います。

これ以上書くことはあまりないのでおしまい!

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload CAPTCHA.